当社、シーケー金属(本社・富山県高岡市、釣谷宏行社長)が、10月1日に発売開始した新製品(管端つば出し加工機)「フレアマシン500型」は、グッドデザイン賞 2024 を受賞しました。2024年10月16日、主催者である公益財団法人日本デザイン振興会(JDP)が発表しました。「フレアマシン500型」の特長は、下記のとおりです。(グッドデザイン賞www.g-mark.org)
- 「フレアマシン500型」は、従来のフレアマシンのパイプ加工サイズが最大口径400Aまでだったところ、最大で500Aまでに加工範囲を拡大させました。
- 「フレアマシン500型」は、機械の強度、馬力をアップしたことで、従来のフレアマシンでは加工できなかった厚肉の管種STPGsch40の200A~300Aも加工できるようになりました。
- 「フレアマシン500型」は、従来のフレアマシンでは、挿入したパイプの外側に配置してあった加工ローラーの構造部を、挿入したパイプの内側に収める機構レイアウトにしたことで、コンパクトなボディとパイプの挿入位置を低くして作業性の向上を実現しました。
- 「フレアマシン500型」では、新開発の最新鋭バーナーが、LPガスだけでなく圧縮空気も供給することで火力をアップし、加熱時間の短縮を可能にしました。
- 「フレアマシン500型」では、タッチパネルを従来マシンの5インチから10インチに大型化することで、操作性を向上させ、視認性を高めました。
近年、半導体工場等の大規模工場の大口径配管が増えており、お客様から500mmまで加工できるフレアマシン(管端つば出し加工機)を製作してほしいとの要望があり、「フレアマシン500型」の開発がスタートしました。しかし、従来の構造のまま大きくしたのでは、巨大な機械となり、運搬、据付も困難になってしまいます。そこで、シーケー金属は、一般的なお客様の工場でも導入できるサイズ、圧迫感のないフォルムに加え、機能性と安全性を両立するために独自の機構レイアウトによるコンパクトデザインを考案したところ、今回のグッドデザイン賞の受賞に至りました。
シーケー金属におけるグッドデザイン賞の受賞は、「透明 PC コア継手」、「いきなり溶接サドルつるぴか君」「TLジョイント」「WフランジⅡ」に続く5度目の受賞です。今回受賞した フレアマシン500型は、年間5台以上 の販売を目標としていますが、権威あるグッドデザイン賞の受賞で、より多くの施工業者の方に安心してご使用いただけるものと期待しています。